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2010年10月

2010年10月16日 (土)

Windowsのファイルのバックアップの落とし穴

 最近、自分の道具と記憶はパソコンに移して、足りない知識はインターネットに頼り切っている。道具と記憶が無ければ脳死状態同然だ。インターネット上の情報が正しく無かったらどうしよう・・・。そう言えば、高校の時の歴史の先生は「教科書の情報は信じるな。図書館で情報を集めて自分で判断しろ。」と言っていた。それにしてもインターネットでは、出版費用の費用対効果を無視できるので、図書館とは性質が違う。不詳の素人著者が勝手な情報をどんどん掲載している。今やインターネット上には情報があふれて個々の情報価値は著しく低下している。図書館では専門家<非専門家の情報量の関係があったが、インターネットでは非専門家<専門家の関係になっているのは間違いない。そこにきてインターネットでは更にGoogleやYahooなどの検索エンジンが使われる。検索エンジン側の勝手なレーティングで多くの利用者は意図しない情報を押しつけられているいても、それをインターネット上の大勢の情報として疑わない。情報は意志の源になるから恐ろしい。利用者が正しい見識を以て情報と接しないと世の中の秩序が心配だ。

 さて、インターネット上の知識はともかくとして、自分の記憶(情報)と道具(ソフトウェア)は大丈夫だろうか。Windows Xpの時は、Acronis True Imageというツールでバックアップをしていた。Acronis Ture imageでは、ファイルのバックアップだけではなくハードディスクのディスクイメージを直接、バックアップできる。ハードディスクが壊れてしまっても秋葉原などで新しいハードディスクを手に入れれば、プログラムの再インストールをする事なく、全く同じ環境を復旧できるという訳だ。Windows 7では、付属の「バックアップと復元」が全エディションで標準で用意された。更にWindows7のProfessional、Ultimate、Enterpriseエディションでは、ネットワークのドライブにバックアップ可能になっている。

 これで、記憶と道具のバックアップも万全と思いきや、普通にWindowsのファイルの「バックアップと復元」を使ったのでは、次のファイルはバックアップ出来ない様です。
•プログラムファイル(プログラムのインストール時に、プログラムの構成要素としてレジストリーに登録されたファイル)
•FATファイルシステムでフォーマットされたハードディスクに保存されているファイル
•ごみ箱に入っているファイル
•容量1GB未満のドライブ上にある一時ファイル
重要なのは「プログラムファイル」の部分である。つまり知識はバックアップしても道具はバックアップしないというのである。パソコン上では記憶があっても道具が無ければ人間の知恵をもっても手も足も出ない。

 プログラムファイルをバックアップする方法が無いのか調べたところ、「ファイルのバックアップと復元」の他に「システムイメージの作成」という項目がある。これであれば、プログラムのバックアップも出来そうだ。でも、システムイメージからは1つのファイルだけを取り出す事は出来ない様だ。これでは、特定のファイルだけ取り戻したい時にもディスクイメージ全体を復元しなければならない。いざという時に備えると、「ファイルのバックアップと復元」と「システムイメージの作成」の両方が無いと心配という事になる。両方ともやっておけば良いのだろうが、余計なディスクスペースも必要だし、手間も掛かる。やはり、Acronis Ture imageの方は未だ優れている様だ。。。

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